〈高級ソープランド〉 総額6万円以上、接客時間120分前後で、本番行為を行う性風俗。対面後、すぐに身体の接触が始まり、女性が男性の洋服を脱がせ、プレイに入る。いわゆる即尺・即ベッド(即即)のサービスが基本となっている。地域によってはコンドームを使わないことが高級店の暗黙の前提となっている場合が多い。(サービスの例:即即で1回、マット(ローションプレイ)、ベッドで1回。合計3回戦) 齋藤友里子さん(23歳・仮名・以下同)は、現在風俗店に勤めている。業種はソープランド。風俗で働く前は、有名大学を卒業し、地元の仙台で学習塾の講師をしていたという才女だ。清楚で真面目そうな顔立ちからはとてもソープで働いているとは想像できない。 取材は彼女の働く高級ソープランド、吉原P店の個室で行われた。セミダブルサイズのベッドには、タオル生地の白いシーツが皺なく敷かれてある。ベッドの前には鏡台が置かれており、なんとも官能的な空間だ。 ――風俗で働こうと思ったきっかけは? 「ホストに通うお金を稼ぐため。大学に通いながらキャバクラ、おっパブ、ヘルス、だいたい経験しましたね。塾の講師(月給22万円)を半年くらいしていたこともあるんですが、今はソープ一本です」 ――どの業種がいちばん稼げました? 「ソープですね。いまの店に移ってからは収入が激減して、60万くらいしか稼げてませんよ。以前いたお店は振替店だったので、指名を取らなくてもお客さんに困らなかったんです」 ――振替店? 「お客さんが指名したい子に予約をいれるじゃないですか。当日、店員が、「すみません、女の子が急に生理になってしまいましてぇ、他の子を指名して頂いてよろしいですか? っていう指名振替システムですよ」 ――なるほど。指名を取る努力をしなくても、店側が平均的に客を付けてくれるわけだ。 「そうそう。週4回ぐらい働けば、月200万超えてた。怒って帰っちゃうお客さんもいるけど、みんな射精することで頭がいっぱいだから、振り替えられても遊んでいくんですよね」 ――そのまま、振替店にいればよかったのに、移籍したのはどうして? 「わたしひとつの店に長く勤められないんですよ。だいたい3ヶ月くらいで黙って辞めちゃう。お金欲しいから働くんだけど、彼氏の顔見ると“行きたくない病”が発生して無断欠勤。高級店は無断で休むと即クビなところ多いから」 ――彼氏いるんだ? 「うん。いまの彼氏とは一年くらい付き合ってるかな」 ――彼氏は風俗で働いていることを知ってるの? 「知ってますよ。彼氏、歌舞伎町のホストだし」 ――そうなんだ。でもさ、何人もお客さんを相手にした後、彼氏に身体求められたら辛くない? 「あぁ、いまの彼氏とセックスしたことないんですよ」 ――えぇ!? 好きな人と愛情確認をする上で、とても大事な行為だと思うのですが。 「わたしもともと性欲がないっていうか、セックスに興味がないんですよ。ぶっちゃけ、気持ちいいって思ったこと1回もない。 それに、わたしの身体はたぶん汚いから、彼氏とするなんて申し訳ないよ。吉原の高級店はノースキンが主流。ふつう、風俗で働いていて客と生でセックスしてるわたしなんかが彼とエッチしちゃダメだと思うんだよね。だから、どんなに彼に求められても抱きしめ合うだけ」 ――なんか切ないね。でも、彼氏がいようといなかろうと、コンドームは着けたほうがよいのでは? 性病とか怖いじゃないですか? 「ですよね。高校生の時から援交とかしてたけど、着けたことほとんどないや。妊娠したって嘘つけば、10万くらいお金くれた人いたし。性病は幸い貰ったことない」 ――いや、それマズイと思いますけど(汗)。家出少女でもしてたの? 「いや、全然(笑)。家は比較的裕福だったし、お小遣いも貰っていました。 わたし、初めて付き合ったのが中学校の担任だったんです。地元から少し離れ得た高校に通うことになって、その先生とは会えない日が多くなって、イライラして援交に走ってしまったというか。貰ったお金は何に使ったか覚えてないです」 ――イライラして援助交際……。 「ケータイ小説みたいな話でしょ。 中3の一学期の通知表にひとつだけ『4』があって、なんで『4』なんですか? って問い質しにいったのが始まりでした。それまで、全科目『5』しかとったことがなかったのでムカついたんですよ。しかも、それに対する返答が『そういうところが4なんだよ』だったの。すごいムカついた。その時、生徒会長をしてて、成績もよかったから、わたしに意見する先生なんてひとりもいなかったのね。ムキになって、毎日職員室に押しかけてたら、向うから告白してきた。 好きって言われた時は、めちゃくちゃ嬉しかったなぁ~」 ――確かによくあるケータイ小説のような人生だね。話を戻すけど彼氏のお店には飲みに行ったりする? 「ちょっと前まで、よく行ってたけど、今は通う余裕ないです。金ないんで。同棲しているから、毎日会えるし」 ――でも抱きしめ合うだけの日々。 「そうそう、本当に付き合ってるのか疑問ですよね。わたしって本当に彼女なのかな」 ――それ、こっちのセリフですよ。 「ですよね(笑)」 いま、どんどん稼ぎが減ってきていて、貯金をなし崩して生活している状態。彼氏が家にお金(家賃や駐車場代)を入れてくれれば少しは楽になりそうだけど、このままだとヤバイ。 早く、お金貯めて上がりたいよ」
Posted on
3月 2nd, 2012 by
admin |
No Comments »